180cmへの憧れ
178cmの僕は、180cmへの憧れをずっと持ち続けている。
第三者から見たら、ほとんど変わらないのかもしれないが、意識が違うと思う。
背が高いということは、モチベーションも高いということだ。
170cmよりも175cmのほうがモチベーションが高くなるし、180cmのほうがより高い。
178cmというのは微妙なモチベーションだ。
「高い」という人もいるし、「普通」という人もいるし。
「高い」と感じることもあれば、「普通」と感じるときもある。
「いったい自分はどっちなの?」となるからだ。
180cmあったら、190cmの人から見ても、「高い」ことには違いない。
178cmが通勤電車に乗ると
自分は毎日通勤電車に乗っている。
混んでいるのと、距離が近いので、いつも立って乗っている。
178cmの自分が通勤電車に乗ると背が高く感じる。
感じるのは乗った瞬間。
吊皮が頭にぶつかるので、それをよけながら乗る、そして、ドア側を向くと、自分の姿がガラスに映る。
周りの人と比べてみる。
「自分はこんなに背が高かったのか」と毎回感じる。
極端に背が高いわけでもないのに、なぜそう感じるのだろうか。
台湾人は背が高い?
台湾人のイメージというと、南方系で背が低いというものだった。
出張で実際に台湾に行ったが、そのイメージとは違っていた。
背が極端に高い人が多いのだ。
台中の人混みのなかで、178cmの自分が見上げるくらいだから、188cmくらいある人なのだろうか。
女性も比較的背が高く感じた。
居酒屋に行ったときに、女性店員が自分よりも背が高くてびっくりした。
182cmくらいだろうか。
日本人より、韓国人のほうが平均身長は高いと言われているし、アジアの中では背が高いと思っていた、日本人だが、実際には平均かそれ以下なのかもしれない。
背が高い人は女性にもてる?
背が高い人は女性にもてると言われているが、実際はどうでしょうか。
僕の周りにいた一番背が高い人は188cm、その次は187cm、その次は185cmだったが、もてているような人はいなかった。
僕はどうか?というと、僕も背が高くてもてたことはない。
たしかに背が高いと目立つので、第一印象は強いかもしれないが、結局のところ、顔や性格が重要になってくるので、背が高いだけでもてるということはないようだ。
ただ、お見合いパーティーなどであれば、プロフィール重視になってくるので、数字として低いよりは高いほうが有利になるはず。
父親の身長
父親の身長は168cmとのこと。
子供の頃はずっと170cmと言っていたのだが、いつの間にか168cmになっていた。
サバ読みをしていたようだ。
身長をサバ読みするという話はよくあるが、身近な人がしていることを知って驚いた。
たしかに168cmだとあとちょっとという感じはするが、その世代の人の中ではごく普通の身長だ。
なぜ、サバ読みが必要だったのだろうか。
ちなみに、自分はサバ読みはしていないし、したいとも思わない。
178cmという身長が自分にぴったりだし、180cm台前半の人に嫌われがちというのがよい。
180cmの人と178cmの人が並ぶと、「あれ?あまり変わらない?」と言われるらしい。
高身長だと思っていた180cmの人が170cm台の人と変わらないと言われてしまうのは、ショックなことのようだ。
早熟な人たち
僕は中学1年生のとき、151cmしかなかった。
当然、背の順で並ぶと、前から5番といったところ。
その少し後ろにM君という少し背が高い人がいた。
僕はその後、中学2年で158cm、中学3年で168cmと背が伸びたが、M君は全く伸びなかったようだ。
2年生になってクラスが分かれたので会う機会がなかったが、久しぶりに会ってびっくり。
何と身長差が20cm以上に。
会うのが気まずくなって、あまり話す機会もなかった。
その後、大人になって教習所で会った。
でも、その時も会うのがいやで話しかけることもなく終わった。
中学1年生では普通だった、M君は早熟な人で、小柄な大人となったのだ。
178cmの不便さ
日本では、身長175cmまでは生活しやすいが、それを超えると生活しにくくなると言われています。
それは、なぜかを実体験で考えてみます。
昭和時代に建てられた私の育った一戸建て住宅は、鴨井の高さが175cmしかありません。
これは、日本の伝統建築は、5尺八寸(175cm~176cm)を想定して作られているからです。
昔の人は、これ以上背の高い人はいなかったからのようです。
私は子供のころ、他の家と同じように、柱に身長を書いていました。
ところが、175cmを超えてしまったので、途中で書けなくなってしまいました。
178cmの今、不便に感じていることがあります。
それは、電車の吊広告や、吊り皮があたまにぶつかるということです。
特に電車に乗ったときに、本来ぶつからないように高くなっている吊り皮がこつっと頭にぶつかるのが、腹が立ちます。
気にしないで乗るので、ぶつかってから気が付くのです。
電車のドアの上は185cm以上はあるので、基本的にはぶつからないのですが、念のため乗り降りのときは頭を下げています。
というのも、以前、ぶつかるはずがないと思って普通に通ろうとして、頭をこすったことがあるからです。
おそらく、靴が少し高かったのと、車両が古く高さが低かったためと考えられます。
あと不便なのは、電車のボックス席やバスの座席です。
足が長いので、ボックス席やバスの座席は非常に窮屈です。
また、電車でも座ると膝が前に出るので、通り過ぎる人が足にぶつかっていくことが多いです。
178cmですらこんなに不便な生活をしている日本なので、もっと背の高い人はどんなに不便かが想像できるはずです。
背の高い人は胴長短足?
自分は身長178cmですが、どちらかというと脚長だと思います。
学生の頃、よく「足が長い」と言われていました。
ズボンはそのまま履けることが多いというよりも、裾を伸ばすことが多いです。
最近は既製品で裾上げしてあるものがありますが、自分に合う寸法がないことが多いです。
たとえばイオンの既製品のズボンは股下85cmが上限で、その下が82cmです。
自分はその間くらいがちょうどいい感じです。
はっきり測定していないのですが、股下は80cm台の前半です。
同じ身長の人や180cm台前半の人と脚の長さを比べることが多いのですが、自分よりも足が短かったり、同じくらいだったりすることが多いです。
そう考えると、背が高い人は胴長短足の人が多いようです。